【そくわんしょう】
症状
- 背骨が「くの字」や「逆くの字」、更には「Sの字」や「逆Sの字」に曲がる。
- 背骨が側湾するだけでなく、ねじれながら曲がるため、背中の肋骨部分が後ろに盛り上がる。
- 40歳を過ぎて、骨・筋肉が衰えてくると再び進行する。
原因
姿勢が悪くてなる場合と原因不明の場合とがありますが、多くは、原因のわからない特発性側湾症です。
改善方法
病院では、お子さんのうちは、主に側湾を矯正する装具を装着させ、年齢が上がって、側湾がひどい場合は手術することになります。
原因不明ということで、悲観される方もおられますが、多少のゆがみがあっても、痛みといった症状がなければよいとお考えください。
もちろん、当院の療法では、ゆがみも修正していきますが、それと共に、筋肉を弛める施術をし、側湾により引き起こされる様々な症状を改善して行きます。
update: 2008/05/22
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背中・胸
【きょうかくでぐちしょうこうぐん】
症状
肩から腕にかけての痛みやしびれ。それ以外に、むくみや冷え。
10代後半から30歳前後のなで肩の女性に、多くみられる。
原因
鎖骨周辺の動脈や神経が、周りの筋肉などによって圧迫されることが原因です。
確認方法
- アドソンテスト
首を回旋させ、更に後屈させた状態で、息を一杯に吸い込んで止めさせ、手首の橈骨動脈の拍動を確認します。
拍動が弱くなり、症状の悪化がみられれば、陽性です。
- エデンテスト
胸を張ってもらって、腕を後下方に引いてもらい、手首の橈骨動脈の拍動を確認します。
拍動が弱くなり、症状の悪化がみられれば、陽性です。
- ライトテスト(過外転テスト)
肘を90度曲げた状態で、肘を前方に肩の高さまで腕を持ち上げます。
その時の手首の橈骨動脈の拍動を確認します。
次に、そのままの形で、肘が身体の横に来るまで、肩を開いていきます。
その時に、拍動が弱くなり、症状の悪化がみられれば、陽性です。
- 3分間挙上テスト
両腕を伸ばした状態で、頭上に上げ、3分間その状態を維持してもらいます。
症状の悪化がみられれば、陽性です。
改善方法
腫瘍などで同様の症状が現れる場合がありますが、多くの場合、筋肉の異常収縮ですので、施術により改善します。
【てにすひじ(じょうわんこつがいじょうかえん)】
テニスのバックハンドの動作で、肘周囲の痛みが起こすことから、テニス肘という名前が付いています。
症状
ドアノブをひねるような動作で、肘の外側が痛くなる。
原因
テニスに限らず、手首を使いすぎる方に多く起きる。
つまり、使いすぎにより筋肉が疲労し、そのため異常収縮し、筋肉の付着部である上腕骨外上顆が引っ張られ、痛みを発生する。
確認方法
患者さんにこぶしをつくってもらい、そのまま手の甲側に反らしてもらう。
その時、抵抗をかけて、肘の痛みが増すようであれば、テニス肘です。
改善方法
筋肉の疲労が原因なので、安静にしておきたいところですが、手はどうしても使う部位なので、ほっておいてもなかなか改善されません。
施術により、早めに筋肉の緊張を解くことが大切です。
また、筋肉が疲労して縮んでいる状態なので、肘を伸ばした状態で手首を曲げるストレッチが有効です。
ストレッチは、痛くなる手前までにしておきます。
また、特定の動作の時だけ痛む場合は、骨が動作時にずれている場合も考えられるため、当院の療法では、緊張を解いた後、その施術も行われます。
【やきゅうひじ(じょうわんこつないじょうかえん)】
野球の投球動作で、肘周囲の痛みが起こすことから、野球肘という名前が付いています。
症状
肘の内側の痛み。
原因
使いすぎにより筋肉が疲労し、そのため異常収縮し、筋肉の付着部である上腕骨内上顆が引っ張られ、痛みを発生する。
確認方法
患者さんにこぶしをつくってもらい、そのまま手の平側に曲げてもらう。
その時、抵抗をかけて、肘の痛みが増すようであれば、野球肘です。
改善方法
筋肉の疲労が原因なので、安静にしておきたいところですが、手はどうしても使う部位なので、ほっておいてもなかなか改善されません。
施術により、早めに筋肉の緊張を解くことが大切です。
また、筋肉が疲労して縮んでいる状態なので、肘を伸ばした状態で手首を反らすストレッチが有効です。
ストレッチは、痛くなる手前までにしておきます。
また、特定の動作の時だけ痛む場合は、骨が動作時にずれている場合も考えられるため、当院の療法では、緊張を解いた後、その施術も行われます。
【ちゅうかんせつそくふくじんたいそんしょう】
側副靭帯は、肘関節が横方向に曲がらないように、肘関節の外側と内側についている靭帯です。
症状
肘の痛み。
原因
肘関節に横方向から強い力がかかることにより、側副靭帯を損傷。
改善方法
靭帯の損傷は、器質的疾患なので、施術では治りません。
ただし、損傷を受けた周辺は、血行が悪くなりますので、施術により改善し、回復の手助けは可能です。
なお、靭帯の損傷は、回復までに3週間から1ヶ月かかります。
【ちゅうぶかんしょうこうぐん】
肘部管とは、肘の内側にある骨と靭帯で形成されたトンネルで、その中を尺骨神経が通っています。
尺骨神経は、小指と薬指の感覚と指の曲げ伸ばしの筋肉を支配しています。
症状
- 肘から小指、薬指にかけてのしびれ。尺骨管症候群(ギヨン管症候群)と異なり、小指の背側にもしびれがある。
- 肘を曲げたままの仕事や振動工具を使う大工さんに多い。
- 生まれつきや子供の頃の骨折により、肘が外反している方にも多い。
原因
肘部管内は狭くゆとりがないため、尺骨神経が、骨の隆起や靭帯の肥厚などで圧迫されたり、肘を曲げて作業し慢性的に尺骨神経が引き伸ばされている状態が続くことにより、神経伝達が悪くなることが原因とされています。
確認方法
肘の内側のくるぶしの後(尺骨神経のある溝部分)を指先で軽く叩いて、しびれがあるかどうか確認します。
改善方法
病院では、軽症であれば、肘を伸ばして安静にするか、ひどくなって手のひらの筋肉が落ちてくれば、手術ということになります。
主に使い過ぎがにより起こるので、施術により、筋肉を弛めることで改善する場合があります。
【しゃっこつしんけいかんしょうこうぐん(ぎよんかんしょうこうぐん)】
尺骨神経管(ギヨン管)は、手首のところにある豆状骨、三角骨、屈筋支帯、掌側手根靭帯に囲まれたスペースです。
症状
- 手の小指と、薬指の小指側のしびれ。ただし、肘部管症候群と異なり、小指の背側のしびれはない。
- 大工など、強く握りしめることの多い仕事をする人に多い。
原因
尺骨神経管を通る尺骨神経が、ガングリオンや脂肪の塊、外傷による腫れなどにより圧迫されることが原因です。
確認方法
チネル徴候テスト
手首の小指側を、指を弾いて当てて、しびれがあるかどうか確認します。
改善方法
病院では、ひどい場合には、靱帯を切除して、圧迫をなくします。
多くの場合、施術により改善します。
【しゅこんかんしょうこうぐん】
手根管は、手の平の骨と横手根靭帯に囲まれたスペースです。
症状
- 人差し指、中指を中心に、親指や薬指の中指側のしびれや痛み。
- ひどい時には睡眠時に痛みがある。
原因
手根管には、正中神経やいくつもの腱が通っていて、正中神経が圧迫されて、しびれや痛みが出ます。
その圧迫の原因は、使いすぎによる腫れや腫瘤、人工透析による影響など、いろいろあります。
確認方法
- チネル徴候テスト
手首の小指側を、指を弾いて当てて、しびれがあるかどうか確認します。
- ファーレンテスト
手のひらの甲と甲を合わせて、指先を下にした状態で1分間保持し、しびれがあるかどうか確認します。
改善方法
病院では、ひどい場合には、靱帯を切除して、圧迫をなくします。
多くの場合、施術により改善します。
【ねちがえ】
症状
朝起きると首が痛くて動かせない。
ちょっと寝っ転がってテレビを見ていて、首が痛くて動かせなくなった時も寝違えです。
原因
長時間不自然な方向に首を回していたことにより、僧帽筋(首の後ろから背中にかけての筋肉)や肩甲挙筋(首の横から肩甲骨にかけての筋肉)が伸ばされた状態が続き、もとに戻ろうと異常収縮を起こし、筋肉の端っこに負担がかかり痛みを発生します。
改善方法
ストレッチである程度、緩和できます。
といっても、激痛がある状態では、難しいかもしれませんので、少し経ってからということになります。
待てないという方は、当院にお越し下さい。
痛くなる方向とは逆方向に首を動かすのですが、その際、自分の手で抵抗を加えながら動かしていきます。
動けるところまで動かしたら、3秒間その状態を維持した後、力をフッと抜きます。
それを3回繰り返します。
これは、当院の療法のある手法の応用技です。
それでもダメならば、頚椎のゆがみもあるかもしれませんので、施術を受けて下さい。
注意事項
間違ってもグイッグイッと、揉んだりしないようにしてください。
炎症を起こしているのに揉んでしまったら、余計に悪化します。
慢性的に首や肩のコリがある方も、注意が必要です。
筋肉が常に緊張状態にあるということは、寝違えも引き起こしやすいといえます。
ストレッチや施術を受けて、筋肉を緩めてもらってください。
【むちうちしょう】
症状
- 首の痛み。
- 首・肩・腕・手などのしびれ。
- 受傷直後に症状が現れることもあれば、数ヶ月たってから症状が現れることもある。
ちなみに、天気が悪くなると痛くなるという方がおられます。
それは、気圧が下がることによって、身体が膨張するため、ゆがみ等異常があると痛みを感じるからです。
原因
自動車事故で頭が急激に振られることによって、頚椎周辺の椎間板・靭帯・筋肉・神経などが損傷を受けることによって、首の痛みを引き起こします。
スポーツの怪我でも、同様のことが起こります。
改善方法
追突したか、追突されたかによっても、損傷する筋肉は異なり、状況によりいろいろな原因が考えられるため、適切な治療や施術を受けることが重要です。
例えば、頚椎のゆがみがあれば、そのゆがみを直す必要があり、牽引するだけでは良くなりません。
また、やみくもに首を動かさないように固定するのではなく、本当に靭帯等が損傷している場合のみ固定することが、早期改善につながります。