- 福岡市城南区別府
- 40代 男性
Hさんは腰の痛みで来られました。
病院では腰痛のすべり症と言われたそうです。
お話をうかがうと、自転車で職場まで通勤しているが自転車をこぐ時の振動が腰に響いて痛いそうで、自転車の立ちこぎの方が振動が少なく楽だそうです。
Hさんの腰の痛い部分は背骨(腰椎)のすぐ左側だそうです。
しかし検査していくと、腰痛の原因は痛い部分から30㎝ほど下にある骨盤の中心にある仙骨と思われました。
仙骨に異常な硬さがあり、本来ならあるはずの仙骨の動きがない状態でした。
仙骨は背骨の一番下にあり土台となっている骨で、微妙な動きがありクッションのように力を逃がす働きがあります。
高層ビルの地下には巨大なゴムのかたまりがありますが、そのゴムのかたまりが力を逃がす働きをしているので地震が来ても高いビルが折れないのです。
高層ビルの地下にある巨大なゴムのかたまりも仙骨も力を分散して逃がすという意味では同じ働きをしています。
普通の人が自転車をこいで振動を受けても仙骨がその振動をクッションのように分散して逃がしてくれているので背骨は痛くないのです。
しかしHさんは仙骨が固まってクッションの役割ができないので、自転車をこいだ時の振動で背骨が痛いのです!
なのでHさんの整体施術は仙骨を中心に行いました。
痛い部分ではなく、痛みを作り出している原因部分を施術したほうが根本改善していきます!
Hさんの自転車をこいだ時の痛みは徐々に改善していき、現在は100あった痛みが10以下となっています(^^)
現在も通院されていますが調子が良く、整体施術は2週間に1回のペースで様子を見ているじょうたいですが3週間に1回のメンテナンスでも大丈夫になっています!