- 福岡県鞍手郡
- 50代男性
Sさんは、紹介で遠方から当院に来られました。
腰は学生の頃にバスケットボールに熱中して痛めてしまい、それ以来痛みが出たり出なかったりの状態がだったが、この3年くらいは常に腰が痛いそうです。
腰は24時間つらいそうです。
毎日、薬を飲んで湿布をはっているそうです。
それでも腰痛が改善していかないそうです。
Sさんの腰の痛い部分は骨盤の左側で、ちょうどズボンのベルトがくる部分でした。
Sさんの腰痛の原因をみてみると
- 左右の骨盤のズレ
- 左の骨盤自体の硬化
- 背骨のゆがみ
- 腎臓の働きの低下
- 股関節のズレ
- 足首の関節のズレ
などがありました。
腰が痛いので無意識にかばってしまい不自然な姿勢や歩き方になってしまい、腰以外の股関節や足首に負担がかかってしまいズレが生じていました。
股関節や足首のズレが、さらに腰痛を悪化させるという悪循環になっているようでした。
痛みがあるから体がゆがむ→体がゆがむとさらに痛みが増す、という状態です。
Sさんの長びく腰痛の原因は、腰だけではなく
足首のズレも腰痛の原因
股関節のズレも腰痛の原因
背骨の歪みも、腎臓の働きの低下も腰痛の原因
ということになります。
なので長びく慢性腰痛の方は、腰だけを調整しても改善しにくいのです!
現在のSさんの腰の状態はというと、改善スピードが速く100あった痛みが10~20になっています(^^)
現在も2週間に1回のペースで来られていますが、まだまだ改善していくと思われます。