【グロインペイン症候群】 股関節の痛み、鼠径部の痛み、恥骨の痛み

福岡市中央区大手門

 

Mさんは股関節の痛み(内股の痛み)で来院されました。

 

Mさんはヨガを習われていますが、そこのヨガの先生の紹介で当院を知ったそうです。

 

そのヨガの先生は月に1回ほどのペースで体のメンテナンスで当院に来られている方でうす。

 

Mさんにお話しをうかがうと、右の股関節(内股、鼠径部)の痛みが1年以上前からあるそうです。

 

歩くだけでも痛みがあるようです。

 

検査すると、右側の骨盤、恥骨、股関節に問題があり、関節の動きが悪く固まっているような状態で、そのため歩くたびに痛みが出ていると思われました。

 

この症状は、サッカー選手がボール蹴る動作で股関節に負担がかかることで発症するグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)と言われています。

 

Mさんは、3歳のときに右足の病気(ポリオ)になり今でも右足が細くなっています。

 

それを克服するために熱心にヨガやトレーニングを頑張ってこられたそうです。

 

しかし頑張りすぎてしまい、もともと弱い右股関節に負担がたまり続けたことが痛みの原因になったと思われます。

 

グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)は治りにくいとも言われています。

 

Mさんも1年以上前からの痛みが続いていいる点や、ご年齢も70代後半ということもあり改善までに時間がかかりました。

 

痛みがなくなるまでは、ヨガも完全休養してもらいました。

 

一進一退の時期もありましたが、股関節の痛みは徐徐に減っていき、最近ヨガに復帰することができました(^^)

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